ソニーは、2/3型プログレッシブCCDを搭載し、XAVC HDフォーマット記録に対応したXDCAMメモリーカムコーダー「PXW-X500」を2014年11月に発売する。希望小売価格は税抜3,000,000円。
PXW-X500は、2/3型プログレッシブCCDを搭載し、F11の高感度、S/N60dBの低ノイズなどを実現。記録フォーマットは、MPEG HD422 50Mbpsフォーマットに加え、XAVC HDや、HDCAM SRに採用されているMPEG-4 SStPフォーマットにも対応。Apple ProRes、Avid DNxHDフォーマットにもオプションにて今後対応を予定している。また、XAVC HD収録時には最大120fpsでの撮像が可能で、1080/23.98p記録であれば、最大5倍のスローモーション撮影が可能だ。ただし、この機能にはXAVCスロー&クイックオプション「PXWK-503」(2014年11月発売予定、希望小売価格税抜180,000円)が必要だ。
プロキシ記録用のSDカードスロットとワイヤレスLAN機能を搭載しており、ワイヤレスアダプター「CBK-WA100」と同様のワークフローに対応する。SDカードへのプロキシファイル記録、記録したファイルの転送、モバイル端末でのビューイングやコントロールが可能だ。その他にも、2枚のSxSカードに同時記録が可能だ(MPEG-4 SStP、DVCAMフォーマットでの同時記録は不可)。