AJA Video Systmes社は、同社の4K対応プロダクションカメラ「CION」で用いられるカメラフォーマット「AJA RAW」が、近々Adobe Premiere Pro CCに対応すると発表した。AdobeはIBC 2014カンファレンスにおいて、Adobe Premiere Pro CCの新たな開発やアップデートをプレビューしている。

Adobe Systems社、ストラテジック リレーション ディレクター Simon Williams氏は以下のコメントを寄せている

録音、およびデジタルワークフローにおけるAJA I/O製品の信頼性と性能には確固たるものがあります。私たちは彼らがCIONでカメラ市場に参入することを見て興奮しています。Adobe Premiere Pro CCがCIONのカメラフォーマット AJA RAWをサポートすることにより、クリエイティブプロフェッショナルは、さらに強力なワークフローを持つことになります。

AJA RAWはCinema DNGフォーマットを通じて扱われ、最大限の柔軟性が求められるVFXや複雑なライティング、ファイルの受け渡しなどの場でよく用いられる、使い慣れた強力なワークフローを可能とします。

AJA Video Systems社の社長 Nick Rashby氏は以下のコメントを寄せている。

私たちは新たな一歩として、AJA RAW撮影を行うCIONユーザーがAdobe Premiere Pro CCでサポートするNLEワークフローを持つことに興奮しています。CIONは多くのProResコーデック収録や、直接編集へと運ぶ別のワークフロー・オプションを可能にしていますが、究極の色範囲および柔軟性を望むユーザーはAdobe Premiere Pro CCとAJA RAWファイルを用いて仕事をするという選択も可能です。