アビッド テクノロジー株式会社は、2014年11月19日(水)から21日(金)の期間中に千葉・幕張メッセで開催される国際放送機器展「Inter BEE 2014」の同社ブース（ホール2/No.2116）にて、ネイティブ4K編集が可能になった製品をアピールする。IBCで発表した、MediaCentralプラットフォーム上の「Resolution Independence（レゾリューション・インデペンデンス）」という解像度に依存しないアーキテクチャにより可能となる、次世代に向けたエンド・トゥ・エンドの高解像度ワークフローを提案していく。

同社ブースのメインステージでは、年内発売予定の4K60pの取込み、編集、出力が可能な「Media Composer | Software」、そして番組制作、報道制作どちらにも有効な「Media Composer | Cloud」リモート編集、11月に発表されたコントロール・サーフェス「Pro Tools | S3」を含むプロミキシング製品を、実機にてデモンストレーションを行う。

また、恒例のユーザーを招いての事例紹介の講演も実施する。会期中1日1回のセッションで、1つはデジタルエッグから、リニューアルしたMAルームに導入した「Pro Tools | S6」の現場での活用を実機のデモを交えながら紹介するもので、もう1つは関西テレビ放送から、春に導入したAvid総合ソリューションのシステムと利点を訊くというもの。

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メインステージに隣接するスペースでは、Avidオーディオ製品を紹介するコーナーとAvid代理店がプロモーションするパビリオンが設置される。オーディオ製品コーナーでは、「ProTools | Software」のバージョン11（Pro Tools 11）、コントロール・サーフェス「Pro Tools | S3」と「S6」による最先端のミュージック/ポスプロ向けPro Mixingソリューションや、ライブ・サウンド用ミキシング・システム「S3L-X」を一般初公開する。パビリオンでは、映像編集ソリューションとサードパーティの連携や、Pro Tools 11に対応した64bitのAAXプラグインが展示される。

（山下香欧）