MotionやAfter Effectsのテンプレートも販売

MotionElementsは、CG動画、実写映像素材、3Dモデル、音楽素材のロイヤリティフリーの動画や音楽素材を販売しているシンガポールを拠点とした会社だ。MotionElementsのサービスは2010年にスタートしたが、日本語のサイトは今年からスタートしたばかりだという。特徴は、ストックビデオやストック素材が50万点あるというアジアで最大のサイトであるということと、アップルのMotionテンプレートやアドビのAfter Effectsのテンプレートも扱っているサイトは世界でもまだ少ないという。

素材の検索には、静止画素材を使って動画素材を検索することができる「ビジュアルサーチ」と呼ばれる視覚類似検索エンジンというものが搭載されているのが特徴で、今まで多くのサイトでは検索したい単語を入力しないといけなかったが、見つけたい映像に近い画像を選んで指定した位置にドラッグ&ドロップをすることでライブラリ内にある動画素材をより速く、より的確に見つけることができるようになっている。

アップロードされている素材は、MotionElements自体が作っているわけではなく、世界中のクリエイターが作ったものをアップロードして、MotionElementsが販売するという関係で成り立っているという。日本のアーティストの作品、和風の作品のニーズがあり、「特に東京オリンピックが決まってから、日本の景色とか日本人が作ったものや、オリンピックに関連する映像の需要が高まっている」とのこと。日本のクリエイターたちに作品を登録をしてもらうように呼びかけていた。

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ロイヤリティフリーのCG動画、実写映像素材、3Dモデル、After EffectsやMotionのテンプレートを取り扱うMotionElementsのWebサイト

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「ビジュアルサーチ」のデモ。ライブラリ内にある動画素材をより速く、より的確に見つけることができるようになっている