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ビデオ業界では波形モニターのメーカーとして長年親しまれている同社だが、シネスタイルの撮影に便利なCINELITEという機能を業界でいち早く搭載した製品を市場に投入したメーカーでもある。
今年の同社の新製品はBT.2020対応の4K波形モニターLV 5490と3G-SDI対応のマルチSDIモニターLV 5333のほか、SFP光HD-SDI/コンポジット対応のPHABRIX SxTAG、放送波の受信チェックに使うシグナルレベルメーターLE990 LTEなどである。また、参考出品として非圧縮ファイルのQC検査システムやSDIラスタライザーLV 7390などを出展した。
LV 5333は3G/HD/SD-SDIに対応したマルチフォーマット対応となっており、撮影画像を確認できるピクチャー表示やビデオ信号の波形表示、ベクトル表示、オーディオレベル表示のほか、SDI信号のデータ解析や伝送路の特性を評価することができる等価線長測定機能および周波数偏差測定機能を搭載している。
また、ビデオ信号の輝度情報解析に便利なCINELITE IIを標準搭載しており、画面上の任意箇所の輝度を測定できるので、撮影現場での照明の調整などを簡単に行うことが可能となっている。
LV 5490はフォーカスアシストオプションおよび色度座標表示オプションが新たに加わり新製品として出品されていたもの。フォーカスアシストオプションは正しいフォーカス状態になったときに、表示画面上に多くのエッジがでることでフォーカスの確認を行うことができる機能で、低コントラスト部分の輪郭にも合焦検出が可能となっている。色度座標表示オプションはBT.709とBT.2020の色管理をサポートするもので、CIE1931 xyやCIE1976 uv表示に対応しており、表示された色度図上にそれぞれの色域を表示し被写体が含む色情報範囲を視覚的に判断することができる。
![interbee2014_LEADER_0706](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0706.jpg)
4K対応波形モニターLV 5490。新たにフォーカスアシストオプション (LV 5490SER04) と色度座標表示オプション (LV 5490SER05)が加わり、ピント合わせや色管理が行えるようになった
![interbee2014_LEADER_0701](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0701.jpg)
![interbee2014_LEADER_0687](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0687.jpg)
PHABRIX SxTAGは波形モニター、ベクトルスコープ、ビデオ試験信号ジェネレーター、アナライザー機能を搭載ハンドヘルドタイプの測定器
![interbee2014_LEADER_0680](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0680.jpg)
ラウドネス対応オーディオモニターLV 5838。3G/HD/SD-SDIに重畳された音声信号やAES/EBU信号に対応しており、ラウドネス測定表示やレベル計表示、リサージュ表示、サラウンド表示、音声ステータス表示が可能
![interbee2014_LEADER_0689](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0689.jpg)
![interbee2014_LEADER_0682](https://d3hhutmcavcnbo.cloudfront.net/pronewscore/wp-content/uploads/2014/11/interbee2014_LEADER_0682.jpg)