datavideoはモニターやスイッチャー、レコーダー、コンバーター、インカム、リモコンカメラ、伝送装置、プロンプター、RCUなどイベント関係やCATV局などに最適なビデオ機器を多数揃えている会社だ。スイッチャーやモニターが一体になったオールインワンのモバイルスタジオなどか海外で需要が高く、同社でも多数の機種をラインナップしている。

国内でdatavideoの代理店を勤めているエム・アンド・アイ ネットワークは、今回InterBEEでdatavideoの新製品をいくつか出展しているが、その一つがバーチャルスタジオシステムTVS-1000だ。TVS-1000本体は19インチラックマウントとなっており、モニターやカメラ、スイッチャーコントロールパネルやマウスなどを接続するだけで簡単にシステムを組むことができる。操作を行うモニターには素材やカメラ入力の画像などが表示され、それらを選択することで、操作も至って簡単に行える。こうしたバーチャルスタジオシステムでは背景セットのCG画像をどうするかが問題になるが、予め30ほどの画像が入っておりそこから選択することができるようになっている。また、datavideoのWebサイトから追加購入することもできるので、背景に飽きが来ても差し替えが可能だ(ユーザー登録することで無料で使えるものもあり、有料のものでも40ドルから)。

今回のシステムには新製品のスイッチャーコントロールパネルRMC-220やリモコンカメラPTC-120とそのリモコンRMC-190などがセットされていたが、カメラはもちろん一般のものが使用できる。

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バーチャルスタジオシステムTVS-1000。スイッチャー、キャラクタージェネレーター、ビデオレコーダーのほかウェブストリーミングエンコーダーの5つの機能を兼ね備えたオールインワンとなっており、ネットなどのライブ配信にも対応する

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スタジオシステムTVS-1000の本体。スタジオ常設以外にもイベント等でも活用できそう。datavideoの製品の中にはラックマウントタイプのフライトケースにこうした機材を詰め込んだタイプもあるので、将来的にはそうしたモデルもラインナップされるかもしれない

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3G-SDI対応17.3インチワイド液晶ビデオモニターTLM-170Pシリーズ。タイムコードやタイトル表示、オーディオレベル表示、セーフティエリア、オーバー/アンダースキャン表示が可能なほか、ピクチャーインピクチャー機能を搭載しており、位置やサイズの調整も可能。入力はHD/SD-SDI、HDMI、コンポジット信号等に対応。デスクトップ型、7Uラックマウント型、1Uサイズの引出式19インチラックマウント型の3種類がある

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タブレット用プロンプターキットTP-300 。iPadやAndroidタブレットをプロンプターに変えることができるモバイルプロンプターキット。DSLR対応のキットが発売になった