株式会社アクトビラは12月11日より、汎用のインターネット回線を利用した4K VOD配信サービスを開始した。開始当初は従来のアクトビラサービスと同様に入会金、月額基本料は不要。ターナージャパン、プラットイーズ、関西テレビ、パナソニックから提供された国産の4Kコンテンツ20本を揃えており、来年2月からは有料サービスも追加され、映画やドキュメンタリー、ドラマなどのコンテンツも順次増えていく。

4Kアクトビラサービスには、サービス対応アクトビラ準拠テレビ受信機と高速インターネット(実効速度で常時40Mbps以上)が必要。対応テレビは現在、パナソニック社製のAX900シリーズのみ。来春にはソニーX9500B/X9200B/X8500Bシリーズと4KメディアプレーヤーFMP-X7が対応できる予定。FMP-X7が再生機となるため、4Kアクトビラ非対応の4Kブラビアでもサービスが受けられるようになる。

配信方法には、最新鋭な動画配信技術である「HEVC/H.265 over MPEG-DASH」を採用。ストリーミングは高画質なもので20Mbps~30Mbps。音声圧縮にはAAC、フレームレートはコンテンツによる(60p/30p/24p)。アダプティブビットレートにも今後対応予定である。

(山下香欧)