4Kハンディカム「FDR-AX33」

ソニーは、米国ネバダ州ラスベガスにて現地時間2015年1月6日(火)より開催される「2015 International CES」にて、2015年発売予定の新商品群を紹介・展示を行う。同社ブースでは、テレビやカメラなどの4K製品、ハイレゾリューション・オーディオ(以下、ハイレゾ)、スマートウェアなどの新商品をおよび参考展示品を展示する予定。

4K製品として、新たに独自開発した4KプロセッサーX1の搭載により、さらなる高画質を実現したという4K液晶テレビブラビア3シリーズ11機種を発表。最薄部約4.9mmの新たなデザインコンセプトFloating Styleを提案する「X9000Cシリーズ」や、放送などの圧縮音源をハイレゾ相当の音質にアップスケールする独自技術、DSEE HXおよびハイレゾ対応スピーカーを搭載したハイレゾ対応テレビ「X9300Cシリーズ」などが展示される。4K対応動画圧縮規格については、H.265/HEVCやWebM VP9にも対応しており、様々な4K配信・4K放送サービスへの対応が可能だ。

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4K対応のアクションカム「FDR-X1000V」

4K対応ビデオカメラが2機種発表された。4Kに対応したアクションカム「FDR-X1000V」は、4K/30p 100Mbpsのハイビットレート撮影に対応し、電子式手ブレ補正機能や風音低減機能も搭載している。4Kハンディカム「FDR-AX33」は、現行機比体積約30%、質量約20%減の小型・軽量化を実現しており、広角から望遠までの全範囲でブレを抑える空間光学手ブレ補正機能を4Kハンディカムとして初搭載し、ブレを抑えた4K高画質撮影を実現するとしている。

その他にも、ハイレゾオーディオとして、Bluetooth経由でワイヤレス音楽再生や、スマートフォンで操作し複数の機器を同時に音楽再生できる機能SongPal Linkに対応したウォークマン「NW-ZX2」や、参考展示品として小型軽量のヘッドセット形状にランニングに必要なセンサーと音楽再生機能を搭載した、ランニング向けの一体型デバイス「Smart B-Trainer」などを展示する。

なお、現地時間1月5日(月)に開催した記者会見において、ソニー株式会社 社長兼CEOの平井一夫氏や、Sony Electronics(SEL)プレジデント兼COOのMichael Fasulo氏などが登壇し、上記商品を含む今年の展開予定商品を披露していた。

現地時間1月5日(月)に開催された記者会見の様子