株式会社ズームは、解像度2.3K(2304×1296)の映像と4チャンネル分の音声を同時に記録可能な、マイクカプセル交換型ビデオカメラ「Q8」を2015年2月末に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税込み42,000円前後。
Q8は、シーンに応じて標準付属のXYマイクを別売マイクカプセルに付け替えることが可能なビデオカメラ。画面に直接触れて操作が行える2.7型タッチパネル液晶モニターや、F2.0/広角160°のレンズ、外部マイクやオーディオ機器を接続できる2系統のXLR/TRS入力、内蔵スピーカーとステレオヘッドフォン/ライン出力、HDMI出力、USBポートを装備している。
別売りのマイクカプセルに付け替えることが可能(写真はXYマイク「XYH-6」に付け替えたもの)
動画フォーマットはMPEG-4 AVC/H.264(MOV)、音声フォーマットはWAV/AACで、24bit/96kHzの4トラック同時録音が可能。また、動画ファイルと同時にトラックごとの音声ファイルも保存するMOV+WAVモードが搭載されている。記録メディアはSD/SDHC/SDXCカード(最大128GB)。電源はUSBまたは別売ACアダプタで繰り返し充電可能なLi-ionバッテリーを採用しており、約2時間のバッテリー駆動が可能だとしている。その他にも、RECボタンを押してから数秒後に録画を開始するセルフタイマー機能や、被写体にクローズアップできるデジタルズーム機能、レベル/パン設定が可能な4チャンネルのオーディオミキサー機能などを搭載している。
内蔵マイクと2系統の外部入力の計4チャンネル分の音声を、内蔵ミキサーでステレオにミックスして記録可能