キヤノンは、同社のデジタルシネマカメラ「EOS-1D C」のファームウェアVersion 1.3.9を発表した。今回のアップデート内容は以下の通り。

(以下、同社案内ページより引用)

ファームウエア変更内容

今回ご案内のファームウエア Version 1.3.9 は、以下の改善と修正を盛り込んでいます。

  • 広角レンズ(単焦点およびズーム)使用におけるライブビュー撮影時のAFの制御性を向上しました。
  • 長秒時(数分)で撮影した場合に、撮影した画像(静止画)の右端に縦のラインが出ることがある現象を修正しました。
  • 長秒時(1秒よりも遅い)でAEBの連続撮影を行った場合に、AEBが正常に動作しないことがある現象を修正しました。
  • ピクチャースタイル「オート」の制御に関する信頼性を向上しました。
  • 水準器の表示が正常に動作しないことがある現象を修正しました。
  • 「カメラ設定の保存と読み込み」で、「カスタム撮影モード(C1-C3)」の色空間の情報が保存されない現象を修正しました。※1
  • メニュー画面に表示する”英語”の誤記を修正しました。

※1この修正により、ファームウエア Version 1.3.9 のカメラは、旧ファームウエア Version 1.3.5(以前)のカメラで作成した”カメラ設定ファイル”を読み込むことができません。“カメラ設定ファイル”が必要な場合は、ファームウエア Version 1.3.9 にアップデート後に作成してください。

本アップデートはユーザー自身による適用は行なえないため、同社サービスセンターへの持ち込みが必要だ。詳細は以下の案内ページより。
http://cweb.canon.jp/e-support/products/cinema-eos/150129eos1dc-firm.html