株式会社メディアグローバルリンクスは、2015年4月13日から16日(米国時間)の期間中に米国ラスベガスで開催されるNAB2015に出展する(サウスホール/SU4324)。

同社ブースでは「Video Over IP Innovation」をテーマに、放送システムのIP化の流れについての提案や、株式会社朋栄との協業による、IPベースでのライブからファイル化、プレイアウトまでの放送システムのデモを行うとしている。主な出展内容は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

●フル4K/60p映像のJPEG2000圧縮IP伝送
フル4K/60p映像を高品質のJPEG2000圧縮により、ひとつのストリームとしてIP伝送を行う製品を展示します。大容量のフル4K/60p映像は、従来は複数のストリームに分割して圧縮、伝送されていましたが、一括して圧縮しひとつのストリームにすることにより、フル4K/60p映像の持つ本来の超高精細画質を損なうことなく、効率的なIP伝送を行うことが可能となります。

●IP伝送技術によるリモートプロダクション
高品質、低遅延のリアルタイムIP伝送によるリモートプロダクションのデモを行います。メディアグローバルリンクスのIPトランスポートソリューションを利用してリモートプロダクション環境を構築することで、放送局は遠隔地のイベント会場からの4K映像ライブフィードを高品質、低遅延のまま取り込み、放送局内の制作ワークフローに直結することができ、コンテンツ制作の合理化が可能になります。

●放送局内システムのIP化“Live to File”
国内外で多くの放送システムを手掛けてきた株式会社朋栄との協業により、IPベースでのライブからファイル化、プレイアウトまでの“Live to File”放送システムのデモを行います。放送局内ワークフローのIP化により、外部からの素材伝送が放送局内の制作ワークフローにIPベースでダイレクトに繋がり、一連の業務を効率化することができます。

上記以外にも、既存の放送システムとIPネットワークとのギャップを克服するさまざまなソリューションの展示を行います。