NAB2015では14日の14時30分(現地時間)より「Hollywood Preview:The Next Generation of Consumer Experiences is NOW」と題したスーパーセッションが開催される。

劇場のチケット売上の数字はもとより、テレビ放送視聴者数そしてケーブルテレビ加入数が下降をたどっている中、ハリウッド業界のコンテンツ制作者たちはなぜ、今後も将来は明るいとして強気で視ているのだろうか?このスーパーセッションでは、ハリウッド業界を代表して登壇するパネリスト達から、プレミア的な消費者体験の新世代が紹介される。

「スター・ウォーズ」「ジュラシック・ワールド」から、Netflixの「ハウス・オブ・カード」へと、コンテンツクリエイターは最先端のストーリーテリング技術を使い、映画館での観客を魅了しボックスオフィスの記録を作りながらも、消費者達をインターネット番組へと促す。本セッションはThe Advanced Imaging Society(先進映像協会)と共同でプロデュースされ、HDR、UHD、HFR、そして3D、VRといったハリウッド業界による次世代技術について語られる。これらの技術はいつ消費者側の視聴環境に取り入れられるのか。

モデレーターにはハリウッド・レポーター誌のテクニカルエディターのキャロライン・ギアルディナ女史、そしてパネリストには、豪華にもワーナーブラザース、20世紀FOXフィルム、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ライオンズゲート・エンターテイメント、ムービーラボ、ドリームワークス・アニメーションから技術担当の幹部達が揃ってディスカッションが繰り広げられる。

参加には、カンファレンスフレックスパス、ポスト|プロダクション・ワールド、スマートパス、スーパーセッションのチケットが必要。

(山下香欧)