Blackmagic Designは、Windows、Mac OS X/Linuxに対応したEyeonのビジュアルエフェクトおよびモーショングラフィック・ソフトウェア「Fusion 8」をNAB2015にて発表した。2015年7月~9月に無償でダウンロードできる。Fusion 7 Studioユーザーは、現在のドングルをMac/Linuxバージョンで使用可能。Fusion 8で作成したプロジェクトは、3種類のOSすべてのプラットフォームに互換性がある。
Fusionは、ノードベースのパワフルなインターフェースを搭載。ノードは小さなアイコンで、エフェクト、フィルター、他のイメージ処理操作を表示。ノード同士をあらゆる順番で接続することで、無制限のビジュアルエフェクトを作成できるとしている。ノードはフローチャートのように配置可能。タイムラインベースのアプリケーションと同様に、Fusionで作成するプロジェクトではノードをクリックするだけで確認・調整が可能だ。
Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
ペティ氏:FusionをMacで少しでも早く使用できるよう、私たちは努力を重ねてきました。今年のNABにて、FusionのデモンストレーションをMacで行えることを非常に楽しみにしています。
数多くの新しいアーティストたちがFusionを使用できることを、大変喜ばしく思っています。彼らが新しいFusionで作成する作品を見るのが楽しみでなりません!DaVinci Resolveと同様、Fusionも年間の維持費や定期契約費などは一切なく、クラウドへの接続も必要ありません!