オリンパス株式会社は、マイクロフォーサーズシステム規格に準拠した大口径F1.8対角線画角180°魚眼レンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PRO」を2015年6月下旬に発売する(受注販売)。希望小売価格は税抜135,000円。
M.ZUIKO DIGITAL ED 8mm F1.8 Fisheye PROは、大口径F1.8で対角線画角180°の魚眼レンズ。ほこり、水滴の侵入をガードする6箇所の密封シーリングにより防塵防滴性能、-10℃までの耐低温性能を確保している。レンズ構成は15群17枚。絞りは7枚。レンズ先端約2.5cm(最短撮影距離12cm)まで被写体に近寄ることができ、最大撮影倍率0.20倍(35mm判換算:0.40倍)での撮影が可能。背景を活かしたネイチャーマクロ撮影も可能だ。
スーパーEDレンズ、EDレンズ、スーパーHRレンズ、HRレンズなどの特殊レンズを使用し、色収差の発生やコマ収差などを制御。中心から周辺まで光量落ちのない光学性能を実現し、星景写真にも適している。ゴーストやフレアの発生を極限まで軽減するZERO(Zuiko Extra-low Reflection Optical)コーティングを使用する事で、逆光にも強いという。前玉の大口径レンズについてはコーティングを最適化することにより、ゴーストの発生を抑制している。