ソニーは、6月11日(木)及び12日(金)の二日間、東京・品川の同社大会議場にてNAB2015に出展した新製品の内見会「2015映像制作機器 新製品内見会」を開催中だ(招待状が必要)。
同内見会では、NABにて発表・展示された4K/HD対応システムカメラ「HDC-4300」や、4Kメモリープレーヤー「PMW-PZ1」などの新製品のほか、HDRの展示などが行われている。
4Kメモリープレーヤー「PMW-PZ1」。HDMIまたは3G-SDIでさまざまなディスプレイと接続し、SxSメモリーカードやUSB3.0ストレージの4Kコンテンツをダイレクトに再生可能なメモリープレイヤー
4K/HD対応システムカメラ「HDC-4300」。2/3型3板式4Kイメージセンサーを搭載し、映像制作規格(ITU-R BT.2020)に対応
1/2型Exmor 3CMOSイメージセンサー搭載のXDCAMメモリーカムコーダー「PXW-X320」
放送・業務用モニターコーナーでは、30型4K有機ELマスターモニター「BVM-X300」も展示されていた
フォノン社製のPXW-X200用0.8倍ワイドコンバージョンレンズ。発売は今年の8月を予定しているとのこと
SxSメモリーカードマルチリーダーライター「SBAC-UT100」。SxSメモリーカードスロットを2つ搭載しており、同時に読み出しが可能。従来機ではUSB3.0のみの対応だったが、Thunderboltにも対応となった
HDRモニターと4K超単焦点プロジェクターの展示エリアにはたくさんの人が集まっていた
2台のモニターでHDR(写真左)とSDR(写真右)の映像を上映し、実際に比較することができた
フィルムライト社もBaselightシステムを展示しており、BVM-X300にBaselightシステムの映像を出力した展示を行っていた
4KファイルオペレーションのコーナーではXAVCやS-Log素材の編集やプレビュー、アーカイブまでのワークフローをCatalyst Browseやブラックマジックデザイン社のDaVinci Resolveなどを用いて提案していた