オリンパス株式会社は、5軸手ぶれ補正機構を搭載したマイクロフォーサーズシステム規格準拠ミラーレス一眼カメラ「OM-D E-M10 MarkII」を2015年9月4日に発売する。色はブラックとシルバーの2色で、希望小売価格はオープン。ラインナップと市場想定価格は以下の通り。

  • E-M10 MarkIIボディーのみ(税抜8万円前後)
  • E-M10 MarkII14-42mm EZレンズキット:(税抜9万5,000円前後)
    E-M10 MarkII、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ
  • E-M10 MarkII EZダブルズームキット:(税抜11万円前後)
    E-M10 MarkII、M.ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6 EZ、M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F4.0-5.6 R

E-M10 MarkIIは、OM-D E-M10の後継機。上位機種「E-M1」や「E-M5 MarkII」と同等のVCM方式5軸手ぶれ補正機構をエントリーモデルとして初めて搭載し、シャッター速度4段分の補正が可能。一般的な一眼レフの手ぶれ補正機構が対応する縦・横2方向の角度ぶれに加え、5軸手ぶれ補正機構は夜景撮影を妨げる回転ぶれ、マクロ撮影で顕著になる水平・垂直2方向のシフトぶれの計5方向のぶれに対応しているという。タッチAFシャッターを搭載し、連写速度はE-M10を上回る1秒当たり8.5コマでの撮影が可能だ。

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E-M10 MarkII EZダブルズームキット

視野率約100%の電子ビューファインダー(EVF)を内蔵し、ファインダー倍率は1.23倍(35mm判換算0.62倍)。236万ドットの高精細有機ELを使用しており、ファインダー内の映りも細かな部分までくっきりと鮮やかだとしている。露出やホワイトバランスの補正がリアルタイムでファインダー上に反映されるため、仕上がりのイメージを確認しながら撮影することが可能。新機能として、液晶パネルをなぞってピント位置を決めるAFターゲットパッドも搭載されている。

その他にも、画像のシェアやスマートフォンでのリモコン操作が可能な内蔵Wi-Fiと専用アプリ「OLYMPUS Image Share」への対応や、4K対応タイムラプス動画の撮影機能、夜景を背景にした記念撮影を残すことが可能な内蔵フラッシュ、被写体に合わせてカメラが撮影シーンを自動判別するiAUTOなどを搭載している。

また同社は、「オリンパスのプレミアムカメラをお得にGET!最大¥10,000-キャッシュバックキャンペーン」と題して、2015年8月26日~11月1日の期間内にOM-D E-M1/E-M5 Mark II/E-M10 Mark IIおよびOLYMPUS STYLUS1sを購入すると、最大で1万円分のJCBギフトカードがキャッシュバックされるキャンペーンも行う。