Blackmagic Designは、Windows、Mac OS X/Linuxに対応したEyeonのビジュアルエフェクトおよびモーショングラフィック・ソフトウェア「Fusion 8」のパブリックベータ版を公開した。パブリックベータ版は同社のウェブサイトから無償でダウンロードできる。ダウンロードはこちら。
また、Fusion 8 Studio(税抜121,800円)のパブリックベータ版は近日中に発表予定で、無償版のすべての機能に加え、オプティカルフロー画像解析ツールを搭載し、ステレオスコピック3D作業、リタイム、スタビライゼーションなどに対応。サードパーティのOpenFXプラグイン、無制限の分配ネットワーク・レンダリングにも対応している。
Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。
ペティ氏:Fusion 8ではMac OS Xに対応すると発表してから、多くのクリエイターたちから非常に大きな反応が寄せられました。これが、アニメーターやデザイナー、ビジュアルエフェクトのアーティストたちが大変長い間待ち望んでいたものです。
FusionはもともとWindows専用にプログラミングされていたため、Macへの移植は簡単なタスクではありませんでした。私たちのエンジニアリングチームは休むことなく努力を積み重ね、Fusionのコードベースを部分的に書き換え、Mac上で完璧に機能する新バージョンを完成させました。また、Windowsバージョンも改良されました。無償版Fusion 8がMacおよびWindowsに対応したことで、これまでよりも多くのユーザーに使用していただけます!