初出荷についてコメントする宮城氏
赤い筐体でひと際目を見張るAG-DVX200が予定よりも早くワールドワイドに出荷された。当初10月発売予定であったが、スケジュールが前倒しで9月25日にDVX200の初出荷が行われた。アメリカ、ヨーロッパ、中国、日本と世界へ順次発送される。初出荷に際し岡山工場で出荷式が行われた。DVX200の注目が高まる中、材料手配が困難だったようで初回出荷数は800台を予定しているというが、すでにバックオーダーがあり引き続き増産体制に入っていると言う。晴れの国岡山というだけあり、朝方雨模様だったが、出荷式では天候は回復し、無事初回のDVX200が出荷されていった。2012年から業務用機材は岡山工場で生産されている。
キーカラーの赤をあしらったデザインの外装箱も印象的だ
AG-DVX200は、4/3型大判センサーを搭載したレンズ一体型4K/60pカムコーダー。4/3型の大判センサーにより被写界深度の浅い映像を4K(UHD60p)で収録可能。新VARICAMシリーズから継承されたV-Log L(12ストップ)を搭載している。記録メディアはSDカード、記録フォーマットはMP4/MOV。ダブルカードスロットによるサイマル/バックグラウンド/リレー記録、フルHD時で最大120fpsのバリアブル・フレームレート収録に対応している。
初出荷を見守る岡山工場スタッフの方々
岡山工場では、見える化を実施しており工場全体をショールーム化しようとする動きがあり、見学コースが用意されている。国内外を問わず多くの見学者が訪れるという。