Teranex Express

Blackmagic Designの発表によると、受賞歴のあるポストプロダクション会社Freakworksが、エディンバラのポストプロダクション・スタジオ全体を改築し、5台のTeranex Expressスタンダード/フレームレート・コンバーターや、Smart VideohubなどのBlackmagic Designのインフラ製品を導入し、そのUltra HDのパイプラインを完成させたという。

同ポストプロダクション・スタジオは、マスターコントロールルーム(MCR)の各エリアに及ぶ全機器の置き換えや、20kmケーブルの入れ替え、建物全体の再配線などを含め、1年間をかけて作業が行われた。

FreakworksのCEO/ディレクター、ハミッシュ・アリソン氏は次のようにコメントしている。

アリソン氏:私たちが作りたかったのは、一貫して4Kの環境です。多くのスタジオが持つ問題の1つに、新しくてより優れたハードウェアが出るたびに、システムを少しずつアップグレードしなければならないということがあります。つまり、システムを最初から構築するチャンスは滅多にないんです。私たちは、まったくのゼロから始めました。

今回の改築で3つの編集室が新設され、Smart Videohub 20×20ビデオルーターが2台(MCRへの4Kルーティング)、Mini Converter SDI to HDMI 4Kが11台、SmartScope Duo 4Kデュアルラックモニターが4台(MCRおよび編集室の放送スコープ)、Thunderboltベースのキャプチャー・再生ハードウェアUltraStudio 4Kが3台、Teranex Expressスタンダードコンバーターが5台配置された。編集室でのルーティングも可能になり、FreakworksのエディターたちはiPadでVideoohub Software Controlを起動して、信号を自動で接続できるようになった。

アリソン氏:私たちが新しい設備を検討し始めたとき、4KをHD-SDIにダウンコンバートできるオプションは、Teranex Expressだけでした。そこで、Teranex Expressを5台購入したんです。編集室に3台置いて、2台のスコープと1台のSDリファレンスモニターにダウンコンバートしています。編集中のライブフィードなので、編集室でスコープを見ながら4Kで編集している場合、作業中の映像のライブフィードを4KまたはTeranex Express経由のHDで確認できます。

スタジオのアップグレードが終わった現在、Freakworksが手がけるコマーシャルの多くは4Kでマスタリングされており、HDでの納品を求めるクライアントも、4K素材からダウンコンバートされていることで画質の向上を認めているという。

アリソン氏:もちろん、クライアントが部屋に入って来た瞬間に、非常に良い印象を与えられるという利点もあります。すべてのスクリーンが4Kなので、コンテンツはとても見栄えが良く、イメージのすべてのディテールが確認できるからです。

今やBlackmagic Designは、私たちが行うあらゆる作業の中心です。すべてのモニタリングも、どこかの時点で必ずBlackmagic Design製品を通過します。私たちはすぐに、自分たちに必要な4Kインフラをすべて持っているのはBlackmagic Designだけだということに気がつきました。価格も手頃なので、今も品質に妥協することなく、将来的なアップグレードでは交換も可能です。