写真左:EF11-24mm F4L USM、右:EOS M3

キヤノンは、香港デザインセンターが主催する「2015年アジアデザイン賞」において、同社のレンズ交換式カメラEOS シリーズ用の超広角ズームレンズ「EF11-24mm F4L USM」が銅賞、ミラーレスカメラ「EOS M3」がメリット賞に選出されたことを発表した。

アジアデザイン賞は、アジアの生活様式を反映し影響を与える優れたデザインによってビジネス的成功を勝ち得た企業やデザイナーを評価する賞。2003年に香港で創設され、世界のデザイナーがインスピレーションを得るアジアのプラットフォームとして成長している。2015年のアジアデザイン賞では、2013年1月1日から2015年5月31日までの期間に、アジアにおける一つ以上の国と地域の市場に商業製品として投入された、世界24の国と地域の企業のデザインの中から、特別賞のほか、大賞、金賞、銀賞、銅賞、メリット賞が選出された。

今回、銅賞を受賞したEF11-24mm F4L USMは、焦点距離11mmの超広角ズームレンズ。研削非球面レンズを含む4枚の非球面レンズの効果的な配置により、広角レンズで発生しやすい歪曲収差を抑え、画面周辺部まで高画質を実現しているという。

また、メリット賞を受賞したEOS M3は、APS-C サイズ・約2,420万画素CMOSセンサーと映像エンジンDIGIC 6の搭載による高画質化と、操作性を実現したミラーレスカメラ。小型ボディーに4つのダイヤル類(モードダイヤル、露出補正ダイヤル、電子ダイヤル、コントローラーホイール)を搭載しており、EOSシリーズのデジタル一眼レフカメラと同等マニュアル操作が可能となっている。