ディストームは、ライブストリーミング放送の現場であれば、定番とも言える「TriCasterシリーズ」をはじめ、現在放送局や大手SNS会社など、様々なテレビ番組やイベント会場にてご利用されているSkype TXテクノロジー搭載のテレビ中継システム「TalkShow」、更には様々なスポーツのリプレイ・スローモーションシステム「3Play」を、株式会社アスクと共同出展している。
今年のInterBEEでの新製品は、TriCaster Mini HD-4 SDI。小型な筐体にTriCasterの基本機能をすべて搭載し、SDI入出力に対応した製品。ブースではデモンストレーションが行われている。今年はブース内ステージでのNewTek社製品紹介デモンストレーションだけでなく、PRONEWSでも御馴染みの小寺氏や多くのユーザー、ゲストが実際に製品を利用した感想などを聞くことができる。
初日の18日には話題のAmebaFreshstudioでTriCaster 8000を導入し、放送事故を起こしたことがない理由を解説するプレゼンテーションなどが行われていた。
実際に放送局や企業でのNewTek製品の導入事例や、フジテレビ「ホウドウキョク」でのTalkShow利用事例、テレビ東京での3Play導入に向けてのプレゼンテーションも行われている。
さらに、TriCasterの開発元であるNewTekは、IP伝送技術を促進するための自社開発のプロトコル「NDI」を今後公開し、さまざまなメーカーの機器をIPでつないでいけるようSDKを無償提供していくことを発表している。すでに多くのメーカーでこの技術、プロトコルに対応することを発表しており、今後IP伝送技術がより一層加速していくことが予想される。
［InterBEE2015］ディストームブース1 – Spherical Image – RICOH THETA
［InterBEE2015］ディストームブース2 – Spherical Image – RICOH THETA
