JVCケンウッドは「つくる」「つたえる」をテーマに、マイクロフォーサーズシステムマウントによりレンズ交換可能な4KメモリーカードカメラレコーダーGY-LS300CHのほか、F1.4の12倍ズームレンズを搭載したGY-HM200、分離型4KカメラシステムGW-SP100、参考出品としてパン、チルト、ズーム(PTZ)が可能なリモートカメラシステムや27型4K(3840×2160)&24型(1920×1200)液晶マルチフォーマットモニターなどを出展した。
JVCケンウッドブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
GY‐LS300CHは、Super35mmイメージセンサー搭載の業務用4Kメモリーカードカメラレコーダーで、マイクロフォーサーズシステムレンズマウントを採用しており、各種レンズを装着可能。会場では動作確認済のレンズが披露されていたほか、2015年9月にリリースされたファームウェアVersion2.0により、カラーグレーディングの幅を広げる新機能「JVC Log」を搭載したモデルを出展。GY‐HM200は今後搭載を予定している多彩なカラーマトリクス設定や、最大120fps(フルHD時)の撮影機能を参考展示された。
GW-SP100は、カメラ部と本体&モニター部分が分離型の4Kカメラシステムとなっており、4K対応のSuper35mmイメージセンサーおよびマイクロフォーサーズシステムレンズマウントにより、各種レンズ交換が可能な、3840×2160/60p撮影が可能なシステム。ブースでは、オプションの延長ケーブルやサードパーティー製の周辺機材との組み合わせにより、自由度の高い設置と遠隔操作撮影を可能とした新たな撮影スタイルを提案していた。
GY‐LS300CHはSDメモリーカードに4K(150Mbps)記録およびHD(50Mbps 4:2:2)記録が可能で、今回のファームウェアアップデートで4K撮影時に70Mbps記録モードが追加された。また、ダイナミックレンジ800%を実現するJVC Logモードや露出設定を補助するヒストグラム機能、スポットメーター機能、ATOMOS社製外部レコーダー制御にも対応しており、会場ではこうした新機能のうちカラーマトリクス調整機能のデモンストレーションが行われていた
GY‐HM200はGY‐LS300CHのレンズ固定バージョンともいえる機種で、カメラの基本的な性能や機能はGY‐LS300CHと同じ。今回のファームウェアVersion2.0により、GY‐LS300CHと同様の機能が追加されている
脱着・折り畳み可能な7インチフルHD液晶モニターを搭載した、レコーダー本体部分とカメラヘッド部が分離しているGW-SP100。REC/PAUSE、フルオート、ズーム、アイリス、フォーカス調整等のカメラ操作のほか、ガンマ、ニー、ゲイン、シャッタースピード、ホワイトバランス等の調節がコンパネから設定できる新しいコンセプトのカメラシステム
参考出品のPTZリモートカメラシステム。AltaSens社とBradley社との共同開発による製品で、コントロールパネルからカメラのパン、チルト、ズームが可能な4K(3840×2160)60p対応のリモートカメラシステム。映像信号は光ファイバーケーブルにより、長距離伝送が可能となっている
[InterBEE2015]JVCケンウッドブース1 – Spherical Image – RICOH THETA
[InterBEE2015]JVCケンウッドブース2 – Spherical Image – RICOH THETA
[InterBEE2015]JVCケンウッドブース3 – Spherical Image – RICOH THETA