富士通は、放送事業者向けソリューションとして従来から提供しているリアルタイム映像伝送装置 「IPシリーズ」や映像収集・蓄積・配信ソリューション「VideoCaster」、メディアアセットソリューション「MediaPool」、ネットワークの見える化を実現するSDNソリューションなどを出展したほか、近未来の利用シーンとして、視聴者と放送局・制作者をデータで結びつけた、新たな利用シーン創出するソリューションの提案などを行った。また、H.265/HEVCテクノロジーやスポーツイベント会場多地点カメラモニター、クラウド型映像プラットフォーム、営業放送システム「TV@ONAIR、Radio@ONAIR」、SDNコントローラー「VELCOUN-X」なども出展された。

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H.265/HEVC テクノロジー(参考出品)。HDからUHDに幅広く適用可能な次世代テクノロジーでH.264の2倍の圧縮効率を実現するH.265によるリアルタイムエンコーダー/デコーダー。現在はソフトウェアにより実現しているが、将来的にはセットトップボックスなどに組み込み可能なディバイスになるという

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スポーツイベント会場多地点カメラモニター。IPシリーズのスイッチング、多地点モニタリング、収録、送出を行うソフトウェアVideoCasterⅡにより、バレーボールやバスケットボールなどの競技映像を多地点から同時にモニタリングし、必要な映像をライブとしてそのままオンエアーできるほか、収録された映像はサーバーで一元管理されており、必要な時に迅速に取り出すことが可能。カメラ映像に加え、モバイル端末からの映像にも対応している

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メディアアセットソリューション「MediaPool」。回線収録やストレージからのインポートのほか、検索、プレビュー、編集、送出、アーカイブまで行うことが可能。オプションとしてPC環境に依存しないWebベースのファイルシステムが用意されているほか、アーカイブソリューションとしてLTOライブラリー装置がある

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MediaPoolのアセットマネジメントGUI。様々な項目やキーワードで検索可能

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検索したファイルは、メタデータとともにプレビューもできる

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営業放送システム「TV@ONAIR、Radio@ONAIR」。番組のスケジュール、CMの契約、CMの放送スケジュール、映像コンテンツ、各放送機器の制御情報などを一元管理する放送局向けの基幹システム

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MediaPoolサーバーやLTOライブラリー装置が設置されたラック