DJIは、世界でも7割のシェアを誇る中国のドローンメーカーとして御馴染みだ。今回大きなコマ数で初出展となった(昨年は代理店が出展)。「Phantom」シリーズや「Inspire」など多岐にわたるドローンのライナップが揃っている。また業務用ジンバルスタビライザー「RONIN」も好評だ。最近プロフェッショナル向けの空撮用カメラを2台発表したことによりカメラメーカーとしても認知されるようになった。さらに初の手持ちジンバルカメラ「Osmo」を発表し、今注目のドローンメーカーであり、カメラメーカーでもある今後の同社の展開に期待したいところだ。
Osmoを持ったパフォーマーをOsmoで撮影するというデモンストレーションも
ブースは中心にデモフライトが行えるようなケージがありデモンストレーションが行われていた。それを取り囲むようにDJIの製品が展示されていた。またダンスパフォーマーを実際にOsmoで撮影してハンズオンも設けられていた。
DJIブース 360°全天球動画
RICOH THETA Sで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
手持ちジンバルカメラ「Osmo」を展示。3軸ジンバルは「Zenmuse X3」、カメラ部分は、ドローンであるInspire1でも使用されているX3。4Kを実現し、12.4メガピクセルの有効解像度、1/2.3インチのソニーExmor R CMOSを実装している。記録メディアは、Micro SD。ビデオフォーマットは、MP4/MOV(MPEG-4 AVC/H.264)で4K(4096×2160)24/25p、4K(3840×2160)24/25/30pも可能だ
「Zenmuse X5」は世界初の空撮向けマイクロフォーサーズカメラ(写真左)。Zenmuse X5シリーズは高品位マグネシウム合金製で、3軸ジンバルが用意されている。また世界最小4Kシネマカメラ「Zenmuse X5R」も注目(写真右)。Zenmuse X5と同じセンサーとレンズ互換を実装しつつも、Micro SDカードとジンバル上層に搭載されている512GB SSDに同時記録可能。Cinema DNG(RAW)動画をSSDに記録する
DJIのフラッグシップドローン「Inspire1」。飛行中は脚が可動式で上に持ち上がる仕組み。空撮に使用されるカメラは、Osmoと同じZenmuse X3が使用されている。
DJIのエントリーフラッグシップドローンPhantomシリーズ。用途や機能に合わせて、Standard、Advanced、Professionalと3つのラインアップが用意されている
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[InterBEE2015]DJIブース1 – Spherical Image – RICOH THETA
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[InterBEE2015]DJIブース2 – Spherical Image – RICOH THETA
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[InterBEE2015]DJIブース3 – Spherical Image – RICOH THETA