3DBiz研究会は、2015年12月2日パシフィコ横浜で開催される「ビジュアルメディアEXPO2015」にて、同研究会の4K3D映像制作プロジェクトを公開する(会場:4Kゾーン)。

3DBiz研究会では2年間にわたり、4K3D映像の制作を行ってきた。まだ4K映像の制作環境も整っていない中、4Kでの3D立体映像の実写と3DCGの合成、そしてドローンによる世界初の4K3D/60p撮影など、高精細映像技術と3Dコンテンツの持つ可能性を追求してきたという。

今回の催事では、12月2日(水)14:30より「チャレンジ!4K3D映像制作プロジェクト」と題して、プロジェクトの報告会を兼ねたセミナーを開催。3DBiz研究会代表幹事・大久保氏を司会に、4K3D映像制作でのノウハウ、課題などをパネルディスカッション形式で紹介する。パネラーにはプロジェクトメンバーでもある小山一彦氏(ビジュアルコミュニケーションズ)、中野芳充氏(キヤノンマーケティングジャパン)、渡部健司氏(デジタルキャンプ)、櫻井充氏(Too)、田端宏至氏(計測技術研究所)が揃う。

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また展示ブースでは、4K3D映像制作プロジェクトで使用した撮影機材やワークフローなどを展示する。更に200インチサイズの大型スクリーンを導入した「4K3Dシアター」を設置し、行田市のギネス世界記録となった「田んぼアート」を4K3D/60pでドローン空撮した3DBiz研究会の作品をはじめ、最新映画「GAMBAガンバと仲間たち」予告編(提供:白組)など、会期中毎日上映する。シアターの定員は30名。視聴は無料。詳細はビジュアルメディアEXPO2015 Webサイトより。

(山下香欧)