ヒビノ株式会社は、同社が取り扱うAKGのコンデンサー・マイクロホン「C314」を2015年12月24日より発売する。単品のほか、ステレオペアの「C314/ST」もラインナップ。メーカー希望小売価格はどちらもオープン。市場想定価格はC314が税抜65,800円、C314/STが税抜148,000円。
C314は、「C414 XLS」と同一の1インチの大口径ダイヤフラムを採用し、機能を絞ってコストパフォーマンスを高めたモデル。電気回路設計を見直すことで、セルフノイズの軽減化を実現したという。コンピューターでマッチングした2枚を平行に配置する、デュアル・ダイヤフラム構成を採用し、指向性をコントロールすると同時に、近接効果の影響を抑制する。ダイヤフラムはサスペンションで支えられ、振動ノイズの対策も施されている。
指向性はカーディオイド、スーパーカーディオイド、無指向、双指向の4段階から選択可能。また、ダイナミックレンジを最大化することでヘッドルームを確保。過大入力を警告するオーバーロードLEDと-20dBのパッドも装備している。2重のメタルメッシュグリルで、ダイヤフラムを保護すると同時にRF干渉への耐性が向上。また、耐久性が高く傷が目立たないメタルボディーを採用。本体の側面に、近接効果を抑制するローカットフィルターのON/OFFスイッチも装備している。