Blackmagic Designは、同社のカラーグレーディングソフトウェア最新版「DaVinci Resolve 12.2」を発表した。今回のアップデートでは、最新のカラーサイエンス・テクノロジー、OS XでのHEVC/H.265 QuickTimeファイルのデコードのサポート、ハイダイナミックレンジ機能の向上などが含まれる。既存のDaVinci Resolveユーザーは無償でアップデートが可能。詳細確認とダウンロードはこちらより。

DaVinci Resolve 12.2アップデートでは、最新のBlackmagicおよびサードパーティ製カメラのサポートを追加。ユーザーはHDRHybrid Log Gammaのサポート、Hybrid Log Gummaへの変換LUT、Canon EOS C300 Mark IIクリップ用のACES IDT、アップデートされたST 2084 HDRカラーサイエンスを使用できる。また、IMAX Laser and Dolby Visionなど最新のプロジェクションシステムを使用する最新の劇場に配信されるハイダイナミックレンジのプロジェクトのフィニッシングが可能となる。

Blackmagic DesignのCEO、グラント・ペティ氏は次のようにコメントしている。

ペティ氏:DaVinci Resolve 12に対してユーザーの皆さまから継続的に多くの反応が寄せられていることに驚いています。DaVinci Resolveは、瞬く間にハリウッド気鋭のエディターたちの新しい選択肢として定着しました。カラーに関しては、映画、テレビ番組、コマーシャルなど、すでに世界中で使用されています!プロのエディターやカラリストの意見に耳を傾け、今後もDaVinci Resolveが世界最高の編集/カラーコレクション・ソフトウェアであり続けるために全力で、全速力で努力を続けてこうと考えています。