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Blackmagic Designの発表によると、上海に拠点を置くHuang Yi Photography and Videography Services社が、上海エキスポセンターで行われた北京ヒュンダイ(北京現代)のElantra Langdong発売イベントのライブプロダクションおよびVR配信にATEM 1 M/E Production Studio 4Kを使用したという。
Huang Yi社は同イベントのライブフィードを、LeTV、Tencent Video、iQiyi、Youkuなど、中国の主要なビデオサイトに提供。さらにLeTVは、ATEM 1 M/E Production Studio 4K、Teranex Express HyperDeck Studio Proなど、様々なBlackmagic DesignのUltra HD製品を組み込んだ4K EFPシステムを使用して同イベントをライブVR配信した。
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北京ヒュンダイは、北京に拠点を置く自動車製造会社であり、北京汽車工業控股と現代自動車の合弁企業である。北京ヒュンダイは、中国マーケットに特化して開発した戦略的モデルであるElantra Langdongに大きな期待をかけており、同イベントには主要な自動車関連のメディアが集まった。幹部によるプレゼンテーションやアートパフォーマンスが繰り広げられる中、カメラからのライブフィード、事前収録映像、華やかなコンピューターグラフィック、スライドなどが背景のビデオウォールに映し出され、プレゼンテーションやパフォーマンスを盛り上げた。
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発売イベントのテクニカルディレクターであるXueqing Wang氏によると、ATEM 1 M/E Production Studio 4Kは8台のカメラ(ステージ前に4台、ステージ各サイドのジブマウント2台、移動カメラ1台、ステディカム1台)からのすべてのライブフィードを扱うことができたという。
4台の固定カメラと1台の移動カメラはSDI経由でATEMスイッチャーに接続され、ジブマウントの2台のカメラはワイヤレストランスミッターで接続された。ATEM 1 M/E Production Studio 4Kからのプログラム出力は別のスイッチャーに送信され、事前収録されたプレゼンテーション用のスライドやコンピューターグラフィック、クリップとミックスされた後、ステージ上のビデオウォールへと送信された。AUX出力はBlackmagic Mini Converter SDI Distribution 4Kへと送信され、LeTV、Tencent Video、iQiyi、YoukuなどのWeb放送システムへと信号を分配した。
Wang氏は次のようにコメントしている。
Wang氏:ATEM 1 M/E Production Studio 4Kはライブプロダクションに求められる信頼性を備えていました。2日続けてリハーサルで数十時間稼働しましたが全く問題なく、イベントが始まってからも不具合が生じることはありませんでした。
ATEMスイッチャーはすべての機能を指先で簡単に操作できます。オペレーターは使いたい機能を探すために深いメニュー階層に潜る必要はありません。外部ミキサーからATEMへ送信されるオーディオ信号はSDI出力にエンベデッドされる場合がありますが、オーディオエンベッド用の外部機器は必要ありません。
LeTVもまた、同イベントのライブVR配信用にBlackmagic DesignのUltra HD製品だけで構築された4K EFPシステムを採用した。VRリグからの8台のカメラフィードは、スティッチング・ステーション(映像をつなぎ合わせるワークステーション)へと送信され、そこに組み込まれたDeckLink SDI 4Kによって、つなぎ合わされた360 VR 4Kビデオが出力された。
リグから360 VR 4KビデオをATEM 1 M/E Production Studio 4Kスイッチャーへと長距離送信するため、2台のMini Converter Optical Fiber 4Kを使ってSDIと光ファイバー間で変換した。ATEMスイッチャーでLeTVのロゴをオーバーレイした後、360 VR 4KビデオはTeranex Expressプロセッサーへと送信され、LeTVの配信システムでインターネット配信できるよう、4K信号をHDにダウンコンバートした。ATEMスイッチャーからの4K信号は将来的に使用できるよう、HyperDeck Studio Pro SSDレコーダーで収録を行った。
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