毎年恒例のプライベートショー、今年も開催!
株式会社朋栄は、5月19日(木)及び20日(金)の二日間、東京・恵比寿の同社本社にてNAB2016に出展した新製品の内覧会「FOR-A Post NAB 2016」を開催した。また、同社関連会社のビジュアル・グラフィックス株式会社による内覧会も併催された。
同展示会では、NAB2016初展示のルーティングスイッチャ「MFR-3000」や、アドバンスド3Dクロマキーヤ「ACK-3000」などの新製品を中心とした展示が行われた。また、同会場内にて「UHD(HDR/WCG)、IP/12G等への取り組みについて」「クラウド対応MediaConcierge ver.3について」「4K対応キャラクタジェネレータVWS-4Kについて」のプレゼンテーションも行われた。
ビデオスイッチャHVS-2000、オールインワンライブプロダクションシステムSmartDirect、統合コントロールソフトウェアGearLinkを使用したリアルCGシステム。GearLinkにより画面のレイアウトや各種制御が可能。新製品のビデオウォールプロセッサFLEXaVISIONにより様々な演出のデモも行われた
ビデオスイッチャHVS-2000の機能拡張オプションHVS-2000DVE-EXにより、4Kモードでの3D DVEが使用でき、4K 2SIソフトウェアオプションと併用することで4K 2SI信号でも3D DVEを使用可能
ビデオスイッチャHVS-110とバーチャルシステムBrainstorm 4Kを組み合わせたコンパクトな4Kシステム。DSK-400を外付けキーヤとして追加して制御可能。中継車への搭載にも向いているとのこと
参考展示のMFR-4000(仮称)は、12G-SDI対応ルーティングスイッチャ。GearBox機能により3G-SDIとの相互変換が可能
フレームシンクロナイザFA-505は、HDR(ハイダイナミックレンジ)/WCG(広色域)や、4K 2SI信号への対応などの各種機能を追加。各社カメラのLogデータファイルを本体に登録でき、各カメラに合わせた適切なLogカーブを割り当てる
参考展示の12G-SDI対応フレームシンクロナイザFA-9600(仮称)
アドバンスド3DクロマキーヤACK-3000。クロマキー合成時に人物の影を光源の方向に合わせて最大3枚まで自動生成が可能。色味も自動で補正される
LTOサーバLTR-200HS7は、1本で6TBの記録が可能なLTO7に対応したアーカイブレコーダ。VTRテープのファイル化やアーカイブ化に適している
クラウドを活用した素材管理の方法として、ファイルベーストータルソリューションMediaConcierge ver.3を展示。MediaConcierge Centerは、Webでの閲覧や検索にくわえ、素材管理、時間軸メタデータの付加、SNSライクな情報共有やグループ管理が行える
NAB会場ではHDモデルだったMXR-400(仮称)は、4K対応モデルが展示されていた
参考展示の高速度カメラFT-ONE-LS(仮称)。2倍速4Kスロー映像をスローサーバへリアルタイムに伝送可能。フレームレートは4Kの場合最大500コマ/秒、HDの場合1,300コマ/秒
FT-ONE-LSは、EVS社製ビデオサーバーXT3を使用することで4Kで2倍速、HDで6倍速の収録に対応する