ソニーは、外付け(PC外付け)大容量HDD「プロフェッショナルRAID」シリーズとして、「PSZ-RA4T(4TBモデル)」と「PSZ-RA6T(6TBモデル)」を2016年6月末に発売する。希望小売価格はオープン。市場想定価格は4TBモデルが税抜7万円前後、6TBモデルが税抜8万6千円前後。

PSZ-RA4T/RA6Tは、7,200rpm、3.5インチHDDを2台搭載し、RAID 0/RAID 1/JBODの3つのRAIDモードが選択可能。高速性を重視したRAID 0(ストライピング)モードの場合、最大440MB/sの高速データ転送が可能だとしている。冗長性を重視したRAID 1(ミラーリング)モードでも使用できる(容量とデータ転送速度はRAID 0の場合の約半分となる)。接続インターフェースはUSB 3.0×1、Thunderbolt2×2を搭載。Thunderbolt2使用時は、6台までのデイジーチェーン接続が可能だ。

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ロケ先での使用を想定し、片手で持ち運びが可能なハンドルを装備。HDD保護のため、本体周囲と内部に衝撃吸収用のゴムダンパーを採用している。また、ユーティリティソフト「Memory Media Utility v4.0」により、HDD診断機能、ライブラリー管理など、RAIDシリーズの機材管理が行える。