在京民放5社(日本テレビ放送網株式会社、株式会社テレビ朝日、株式会社TBSテレビ、株式会社テレビ東京、株式会社フジテレビジョン)による、テレビ番組を広告付で無料動画配信するキャッチアップサービス「TVer(ティーバー)」が、NPO/特定非営利活動法人放送批評懇談会主催の「第53回ギャラクシー賞」においてテレビ部門のフロンティア賞を受賞した。

国内で放送された優れた番組などに贈られるギャラクシー賞の第53回(2015年度)贈賞式が6月2日に開催され、TVerはテレビの新境地を開拓し、その未来や可能性を予感させる萌芽的・挑戦的な活動を行ったことに対しての功績が評価され、フロンティア賞を受賞したという。

TVerは、パソコン、スマートフォン、タブレット向けに全85番組(6月2日現在)を無料で視聴可能なサービス。見逃したテレビ番組の検索や、好きなタレントの出演番組を選択しての視聴も可能で、現在累計270万ダウンロードを突破している。TVerアプリの機能として、前回途中まで視聴したシーンから続けて再生ができる「レジューム機能」の追加や、タブレット端末を横に回転させた場合の画面対応など、視聴者からの意見を組み入れながらアップデートを日々行っているという。