Telestreamは、同社のMac画面配信とビデオ編集が可能なソフトウェア「ScreenFlow」対応のファームウェア6.0を公開した。ScreenFlow 6.0は同社のWebストアより税込10,781円でアップデート可能。

同ファームウェアにより、画面の部分キャプチャ機能が追加され、任意の領域またはウィンドウに焦点を当てることができ、小さな画面で見ている視聴者向けにより改善された強調と明瞭処理が施されたとしている。また編集の際には、複雑なモーションアニメーションの効果を数回のクリックで作成でき、USBミキサーから録音した最大16の独立したチャンネルのミックスとの調整や、アニメーションGIFの書き出しなどが可能となった。ScreenFlow 6.0の主な機能は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

画面の部分キャプチャ
画面の任意の範囲を記録します。アプリケーションウィンドウ、定義した範囲、もしくはデスクトップ画面全体をキャプチャできます。必要なコンテンツだけをキャプチャすることができるので、編集時間を短縮できます。

ビデオモーションエフェクト
Spring、Gravity、Pulseの3種類の新しいモーションアニメエフェクトを選択できます。これらのエフェクトをクリックしてクリップに適用するだけで、面倒なキーフレームの選択やカスタムコードを記載することなく、プロ並みの見栄えあるアニメーションを作成できます。

マルチチャンネルオーディオミキサー
ScreenFlowはUSBミキサーからの複数のオーディオチャンネル入力を認識し録音できるようになりました。1つのUSBから入力された最大16チャンネルの独立したオーディオチャンネルを録音し、ScreenFlowのインスペクター内でミックスし個別に調整も行えます。

アニメーションGIFのエクスポート
ScreenFlowのプロジェクトからGIFを作成できます。Web、ミーム、チュートリアル向けに、またソーシャルで共有されるように、短いアニメーションをエクスポート可能です。ほぼ全てのWebブラウザに対応するためのビデオを作成する助けになります。単純なコンテンツを素早く簡単に作成します。

ユーザーインターフェイスのアップデートと改善
優れた操作を行うために、タイムラインとキャンバスのアイコンを刷新しました。任意のビデオトラックやオーディオトラックを個別にミュートできます。また、簡単にアクセスできるポップアップ画面でプロジェクトの大きさを設定できます。そして、新しいヘッドフォンボタンを利用するとミュートしたオーディオのモニターを行えます。

iOSオーディオモニタリング
iOSデバイスのオーディオを聴きながら、同時にキャプチャとレコーディングを行います。モバイルゲーマー、アプリケーションの開発者、ミュージシャン、オーディオがアプリケーションの操作の重要なパートを占めるデモンストレーションを行う場合にとても役立ちます。

新しい編集オプション、クリップの入れ替え
全体のセグメントの時間変更や、クリップ上のイン点とアウト点の再設定を行わずに、タイムライン内のクリップの入れ替えを行えます。

ProRes 422と422LTのエクスポート
より多くのProResプロファイルでのエクスポートに対応し、出力サイズと出力品質を制御。

ループ収録
ScreenFlow上でローリングレコーディングバッファを生成するように設定すると、ハードドライブの領域を圧迫することなく数時間の収録にも適応します。収録はどのタイミングでも停止することができ、ScreenFlowは予め設定しておいた最後の何分かだけを収録したフッテージのみを保存します。断続的なコンピュータやアプリケーションの使用時に発生する問題解決に役立ちます。

Telestream Cloudに公開
Telestreamのオンラインベースの料金制エンコードサービスTelestream Cloudに直接エクスポートを行えます。Telestream Cloudは、多くのバージョン、フォーマットのビデオを必要に応じて作成することが可能です。