東京に拠点を構えたDictionary Filmsは、同社を日本で立ち上げた、エグゼクティブ・プロデューサーのPeter Grasse氏が、2016年6月23日、「カンヌライオンズ2016」にて「プロダクションバリュー」についてスピーチすることを発表した。

同イベントにてGrasse氏は、「Production Value Redefined(プロダクションバリューの再定義)」についてスピーチを行う。今年は、Brendan Cravitz氏(Grey Singapore)、Ryan McGuire氏(Cutters Tokyo)、そして加藤久哉氏(AOI Pro.)と共に、制作費用ばかりに重点をおく業界の暗黙のルールに抵抗し、「真のプロダクションバリューは、価格とらわれないべき」と宣言をするとしている。これを証明するため、Grasse氏はプロダクションがSNS用にダウングレードするメリットについて語る予定。クリエイティブエコシステムを定義する、カンヌでのその他スピーカーに関しては同イベント案内ページより。