Blackmagic Designの発表によると、これまでに「ヒストリーチャンネル」「ディスカバリーチャンネル」「ナショナルジオグラフィックチャンネル」などでも撮影監督を務めてきたジェイソン・ニューフィールド撮影監督が、次シーズンのTV番組のシズルリールの撮影に、Blackmagic URSA Mini 4.6Kデジタルフィルムカメラを使用したという。
ニューフィールド監督は次のようにコメントしている。
ニューフィールド監督:今回はアラスカの辺境でシズルリールを撮影するよう依頼されたのです。私は野外での現場インタビューや着席インタビューのショット、そしてカメラのスローモーションやグローバルシャッター機能に頼った特殊ショットでURSA Mini 4Kを使用したのですが、ハンドヘルドショットや熱狂的なシーンの撮影で、「ゼリーエフェクト」が発生する可能性を排除できました。また、撮影期間中は非常に寒く雨の日が多かったのですが、気温が氷点下4~5度に下がってもURSA Mini 4Kは問題なく動作しました。
URSA Miniを野外で使用する上で一番重宝したのは、シャッターアングル180°での1080pの撮影から、シャッターアングル45度での4K、そしてスローモーション用の120fps、タイムラプス用の5fpsまで、モニターを数回タップするだけで、すべてひとつのカメラで実現できるということです。特別なメニューに行ったり、設定を調整したりする必要はありません。センサーフレームレート、シャッターアングル、品質を選択するだけです。これらすべての機能がコンパクトで使い勝手の良いボディに収まっているので、URSA Miniを使った撮影は本当に楽しいですね。アラスカの森を歩き回っている時でも、グリーンバックの前でも、URSA Miniが必要な機能を提供してくれました。
ニューフィールド監督はいつでも次の場所へと移動できるようにする必要があったが、URSA Miniのトップハンドルおよび人間工学に基づく設計により、常に移動できる状態でいることは難しくなかったという。
ニューフィールド監督:明るい太陽や曇り空の下ではモニターの確認が難しいのですが、野外で作業することになると分かっていたので、Blackmagic URSA Viewfinderも導入しました。Blackmagic URSA Viewfinderはカメラと同様、非常に多機能で直感的です。