日本デジタル・プロセシング・システムズ株式会社(以下:DPSJ)は、Magewell(メイジウェル)社製品の取扱を開始することを発表した。主な取扱製品は、PCIe 2.0インターフェースを採用したPro Capture Family(SDI/HDMI/DVI/アナログ入力)カード製品と、USB 3.0接続で手軽に持ち運びも可能なUSB Capture Family(SDI/HDMI入力)スティックタイプ製品の2種類。
Pro Capture Familyは、PCIe 2.0インターフェースを採用し、60fpsリアルタイムキャプチャを各チャンネルごとに実現できるよう、大きなデータ転送バンド幅とオンボードメモリ、FPGAを搭載。ハードウェアによるビデオ・オーディオプロセスが可能で、インターレース解除やクロッピング、色の調整などがCPUに負荷を与えずに行えるとしている。
USB Capture Familyは、USB 3.0インターフェース(USB 2.0互換)を採用し、バンド幅は最大350MB/s。本体は長さ84.25mm×幅42.8mm×高さ12.6mmとコンパクトサイズ。解像度やフレームレート、サンプリングレートのアップ/ダウン変換、色の調整にも対応しており、信号を自動で検出してインターレース解除をすることも可能だ。Pro Capture FamilyとUSB Capture Familyの詳細は以下の通り。
(以下、プレスリリースより引用)
■Pro Capture Familyの特長
- PCIe 2.0インターフェース
- SDI、HDMI、DVI、アナログ入力
- 1~4チャンネル入力(モデルによって入力数が異なります)
- 複数同時出力(ファイル)可能
- ハードウェアプロセス搭載(アップ/ダウンスケーリング、クロッピング、ヒュー/ブライトネス/コントラスト/サチュレーション調整、インタレース解除、カラースペース変換、静止画オーバーレイ)
- NVIDIA GPUDirect for Video、AMD DirectGMAテクノロジーをサポート
- 複数カードの同時利用
- マルチプラットホーム(Windows/Mac OS/Linux)
- 予想販売価格 38,300円~(税抜)
■USB Capture Familyの特長
- ポータブルな小型スティックタイプ
- USB 3.0インターフェース
- SDI、HDMI入力
- ハードウェアプロセス搭載(アップ/ダウンスケール、フレームレート、オーディオ・サンプルレート、インタレース解除、ブライトネス、コントラスト、ヒュー、サチュレーション、その他イメージ調整)
- マルチプラットホーム(Windows/Mac OS/Linux)
- 予想販売価格 46,000円~(税抜)