NHK放送技術研究所の発表によると、1930年の開所以来、同社の日米衛星中継、直接衛星放送サービス、ハイビジョン、プラズマディスプレイ、スーパーハイビジョンの研究開発など、放送技術の多くの分野での成果が評価され、米国のテレビ芸術科学アカデミー(The National Academy of Television Arts & Sciences)より、2016年プライムタイム・エミー賞の技術部門賞「フィロ・ファーンズワース賞(Philo T.Farnsworth Corporate Achievement Award)」を受賞したという。なお、同賞はアジアでは初の受賞となる。

フィロ・ファーンズワース賞とは、世界初の完全電子式テレビの発明者に由来し、長年テレビジョン技術に貢献した企業や組織に贈呈される技術部門賞。同賞の授賞式は、2016年10月26日(水)にロサンゼルスで行われる。