RED Digital Cinemaは、HELIUM 8K S35センサーを搭載した「RED EPIC-W 8K S35」と、新型WEAPONとして「RED WEAPON 8K S35」を発表した。BRAIN(本体のみ)の価格はEPIC-W 8K S35が$29,500、WEAPON 8K S35が$49,500(日本国内での販売価格は未定)。
RED EPIC-W 8K S35
EPIC-W 8K S35は、最大30fpsの8Kフルフレームモーション撮影が可能。35.4メガピクセルの写真を生み出し、スーパー35の画角で提供。4K Apple ProResまたはAvid DNxHD/HRの場合は最大30fps、2K Apple ProResまたはAvid DNxHD/HRの場合は最大120fps、データ転送速度は最大275MB/sを実現。
RED WEAPON 8K S35
WEAPON 8K S35は、現在のDSMC2シリーズに加わる新型。同カメラの特長は、最大300MB/sのデータ転送速度や、最大60fpsでの8Kフルフレームモーションの撮影機能、RED DRAGON 8K VVへのセンサー更新が行える点。
また同社は、数週間後に新しいカラーサイエンスを含む、改良された画像処理パイプラインを無料のファームウェアおよびソフトウェアの更新にて提供することを発表。同改良はHELIUMセンサーを搭載したすべての本体内蔵カメラで利用でき、ポストプロダクションにおいてREDカメラで撮影された全ての映像で利用可能だとしている。