伊藤忠ケーブルシステム株式会社は、同社が取り扱うAMS Neve社の新型デジタルコンソール「DFC 3D」を2016年12月1日より発売する。価格は未定。

DFC(Digital Film Console)は、マルチフォーマットフィルムダビングとポストプロダクションのためにデザインされたデジタルミキシングコンソール。DFC 3Dは、Dolby社との協力関係のもと、オブジェクトベースの効果的なサラウンドミックスについて研究・共同開発された。

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液晶ディスプレイ上の3次元音響空間に、ジョイステックを使いスピーカーを配置する事が可能

TFT液晶ディスプレイ(高性能液晶ディスプレイ)の採用により、マスターメーター、ステムメーター、3次元空間のスピーカー配置図、デジタルリバーブRMX16などの情報が確認可能。DSPエンジンは、96KHzにて1000オーディオシグナルパスを1台で扱えるほか、16ステムを扱うことができ、Encoreオートメーションは高速化している。HUIプロトコルにてPro Tools、Nuendoと、OasisプロトコルにてPyramixが一体化され、ミックス環境をトータル的にコントロールするとともに、効率的なインテグレーションを実現したとしている。