Blackmagic Designの発表によると、オンライン・インフルエンサーの開発援助や、マルチ・プラットフォーム・エンターテインメントの製作などを行っているFullscreen Media Companyが、3台のBlackmagic URSA Mini 4.6Kデジタルフィルムカメラ、4台のBlackmagic Micro Studio Camera 4Kライブスタジオカメラやその他Blackmagic Designのライブプロダクション製品を使用し、Fullscreenプラットフォームにオリジナル・プログラムをデリバーしているという。

Fullscreenは2011年に設立され、YouTuberやPodcaster、その他のインフルエンサーの知名度の確立や収益確保の手助けを行っており、その一環として視聴者がコンテンツを視聴、共有可能なビデオ・オンデマンド・プラットフォームを作成。さらに製作サポート、スタジオおよび編集スペース、ミキシングサービスなどの提供を行うFullscreen Studiosを設立した。

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プロダクションの最高責任者であるリチャード・A・ピザンテ氏によると、Fullscreenのデイリーコンテンツ・チームは、コンテンツを撮影、作成、編集し、Fullscreenプラットフォームに直接デリバーしており、同チームは3台のBlackmagic URSA Mini 4.6KカメラをENGタイプのデイリーに使用し、4台のBlackmagic Studio Camera 4Kをスタジオセットアップに使用している。またPodcastの撮影では、4台のBlackmagic Micro Studio Camera 4K、ATEM Television Studio、HyperDeck Shuttleをロケ撮影用のカスタム・フライパックに組み込み、3台のBlackmagic Cinema Cameraを使用した。

ピザンテ氏:Fullscreenではスタジオで撮影したり、あちこち飛び回って撮影したりするのですが、Blackmagic Designの製品はうってつけのソリューションですね。

例えば、今年のVidConでいくつかのエピソードの撮影にカスタム・デザインのフライパックを使用しました。このフライパックには4台のBlackmagic Micro Studio Camera 4K、そして高品質の製作価値を提供するBlackmagic Design製品が含まれています。機内持ち込みが可能なサイズの2つのローリングケースに収まり、非常にポータブルです。

Fullscreen Studiosは、Blackmagic Studio Cameraに加え、ATEMのラックシステムも採用。これにはATEM Production Studio 4K、6台のHyperDeck Studio放送用レコーダー、Smart Videohub 40×40ルーター、SmartView 4KおよびSmartView HDモニター、さらに複数のMini Converterが含まれている。

現在のスタジオは、カメラを備えた8つの大型ステージと4つのPodcast用ステージを有し、コントロールルームはATEMやその他のBlackmagic Design製品を設定したエンジニア・ラックを備えている。ステージフロアのすべての機材は、コントロールルームのスタジオにあるパッチパネルを介して接続される。

ピザンテ氏:テレビ放送のバックグラウンドを持ち、業界最高レベルのエンジニアと、Blackmagic Designが提供するエンジニアリング、融合、サポートを活用して仕事できることは、私たちのプロダクションのニーズにとって、間違いなく最も費用効率が高い実現可能なソリューションです。

Fullscreen SVODプラットフォームのサンプルはwww.fullscreen.comまたは、App Store、Apple TV、Google Playからアプリをダウンロードして見ることができる。