Profotoは、ソニー製カメラのホットシュー(マルチインターフェースシュー)に取り付けることで、ソニー製カメラとProfoto AirTTL搭載のストロボ製品を、ワイヤレスで完全に統合する小型無線トランスミッター「Profoto Air Remote TTL-S」を2017年2月1日より発売開始した。以前発売日を2017年初頭と発表していたもの。本体価格は税抜56,000円。
Profoto Air Remote TTL-Sは、Profoto製ストロボPro-10、D2、B1、B2でTTLとHSSを完全リモート操作可能。TTLモードでは、被写体にカメラを向けシャッターを切るだけで、Air Remote TTL-Sがストロボと通信し、自動的に露出が得られる。ハイブリッドモードでは、TTLで自動的に得られた設定値をそのまま引き継ぎ、TTLモードからマニュアルモードに切り替え可能。AIR互換のあらゆるProfotoストロボのシンクロとマニュアルコントロールにも使用可能だ。特許申請中のProfoto HSSは、カメラと全速同調し、一貫性を実現。2.4GHZ帯の無線通信で最大300mの範囲で操作可能。ファームウェアアップグレード用USBポートも搭載している。カメラ対応機種は以下の通り。
■カメラ対応機種
- Sony α7 II
- Sony α7R II
- Sony α7S II
- Sony α99 II
また同社は、ソニーの会員制サポートプログラム「ソニー・イメージング・プロ・サポート」において、Air Remote TTL-Sを含むオフカメラ・フラッシュ・システムの試用機貸出や、対象のProfoto製品購入者に対する特別キャンペーン、Profoto公認トレーナーによるセミナーなどのサービス提供も行う。