バンタンデザイン研究所キャリアカレッジは、2017年2月18日(土)に「~みんな違ってみんな良い。みんなゆっくり知っていこう。~スローカルチャー映画祭」を開催する。会場は東京・世田谷ものづくり学校。

バンタンは、映画を通じて多種多様な人々が一緒に生きていく未来について考えるきっかけを作りたいと考え、同校映画映像学部主催による映画祭を企画した。同映画祭では、これからの未来を生きていく若者や子どもたちに焦点を当て、“共生”をテーマにした映画を2本上映する。

また当日は上映のほかにもトークショーイベントが開催され、多文化共生センター東京の中野真紀子氏と、上映作品「ハーフ」に関係の深いゲストが登壇予定。そのほかフランス縫製紙製品メーカー「クレールフォンテーヌ」のカバーブックが数量限定でプレゼントされる。チケットは前売り券1,300円/当日券1,500円。同映画祭への申し込み・詳細確認は同イベント案内ページより。

■「バベルの学校」11:15~上映開始

© pyramidefilms フランス/2013年/89分/

配給:ユナイテッド・ピープル/監督:ジュリー・ベルトゥチェリ

フランスのある多文化学級の子どもたちを一年間追った感動のドキュメンタリー。パリ市内の中学校に20の国籍から24人の子どもたちがやってくる。彼らはフランス語と基礎的な学力を身につけるため、一年間「適応クラス」で学ぶことに。国籍も宗教もフランスに来た背景も異なる子どもたち、彼らと向き合い続けるブリジット・セルヴォニ先生。慣れない環境の中で時に悩み、時にぶつかりながらも彼らは言葉・文化の壁を乗り越え、真の友情を育むことができるのか。

■「HAFUハーフ」14:00~上映開始

日本/2013年/87分/
配給:ユナイテッド・ピープル/監督:西倉めぐみ、高木ララ

ある5人の若者にスポットを当てたドキュメンタリー。性別も年齢も生きてきた環境もバラバラな彼らの共通点は、日本人と外国人との間に生まれたハーフであるということ。彼らへのインビューを通じて、私たち日本人が普段知ることのない、ハーフとして日常生活を送る人々が抱える悩み、本音が明かされる。現代の日本における多様性とは一体何なのか。そして彼らは日々何を感じ、何も求め生きているのか、自身もハーフである女性監督2人が彼らの心の内に迫る。