EOS M6専用カバーを装着した状態
キヤノンは、同社のレンズ交換式ミラーレスカメラ「EOS M3」の後継機種として「EOS M6」を2017年4月上旬より発売する。色はブラックとシルバーの2色、希望小売価格はオープン。ラインナップと同社オンラインショップの販売予定価格は以下の通り。
- EOS M6 ボディーのみ(税抜92,500円)
- 「EOS M6・15-45レンズキット」(税抜107,500円):
EOS M6、EF-M15-45 F3.5-6.3 IS STM- 「EOS M6・18-150レンズキット」(税抜135,000円):
EOS M6、EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM- 「EOS M6・ダブルズームキット」(税抜130,000円):
EOS M6、EF-M15-45 F3.5-6.3 IS STM、EF-M 55-200mm F4.5-6.3 IS STM
EOS M6は、EOS M3の上位機種で、デュアルピクセルCMOS AFを採用。AFを追従させながら、最高約7コマ/秒の連写、AF固定では最高約9コマ/秒の高速連写がそれぞれ可能。映像エンジンDIGIC 7とAPS-Cサイズ・有効画素数約2420万画素APS-C CMOSセンサー採用により、高感度撮影時のノイズ耐性と解像感が向上。静止画撮影時においては常用ISO 25600を実現。
電源レバー上部にサブ電子ダイヤルが搭載された
露出補正ダイヤル部分を2段にし、サブ電子ダイヤルを追加。シャッタースピードや絞り、ISO感度など使用頻度の高い設定を、メインダイヤル/サブ電子ダイヤル/コントローラーホイールの3つのダイヤルに設定変更の割り当てが可能となった。
フルHD/60pでの動画撮影時は「デュアルピクセル CMOS AF」が可動。タッチパネル操作でAF枠の移動が行える。一定間隔で連続撮影した静止画をカメラ内で自動的につなぎ合わせ、動画に編集・記録し、長時間の変化をコマ送りのような動画で短時間にまとめるタイムラプス動画撮影機能を搭載。撮影間隔があらかじめセットされた3つの設定に加え、撮影間隔(1秒単位)や撮影回数(30回単位)を指定するカスタム設定が可能(対応レンズはEF-M18-150mm F3.5-6.3)。また、EOS Mシリーズ用の7種類のEF-MレンズのほかEOSデジタル一眼レフカメラシリーズ用のEFレンズが使用可能。
モニターは、3.0型で約104万ドット。タッチパネル対応のチルト式モニターで、上方向に約180°、下方向に約45°可動する
撮影者自身の撮影や、ローアングル撮影などで使用可能な上方向に約180°、下方向に約45°可動するチルト式液晶モニターを搭載。ライブビュー撮影時は、タッチパネル操作で各種撮影メニューの設定や、パラメーターの変更が可能。ボディー内に電子手ブレ補正機能を搭載。対応レンズと組み合わせると「コンビネーションIS」が使用可能となる。
Wi-Fi、NFCに加え、Bluetooth接続に対応。電源レバーがONの間、カメラとペアリングを行ったスマートフォンなどの携帯端末とBluetoothで自動的に接続可能。リモートライブビュー撮影もでき、携帯端末との親和性を強化している。
5000台限定で「EVF-DC2」キットも発売
EOS M6にEVF-DC2(シルバー)を装着した状態
同時発売となる「EVF-DC2」は、有機EL搭載の0.39型・約236万ドットの新型電子ビューファインダー。希望小売価格は税抜25,000円。前機種のEVF-DC1と比較すると約30%軽量化され、外周部には視度調節ダイヤルを搭載している。色はブラックのみ。
また、5000台限定でEOS M6とEVF-DC2がセットになったEVF-DC2キットも発売する。同キットに同梱されるEVF-DC2は限定カラーのシルバーとなる。EVFキットのラインナップと同社オンラインショップの販売予定価格は以下の通り。
- EOS M6(シルバー)ボディー+EVF-DC2:(税抜102,500円)
- 「EOS M6・15-45レンズEVFキット」(税抜117,500円):
EOS M6、EF-M15-45 F3.5-6.3 IS STM、EVF-DC2- 「EOS M6・18-150レンズEVFキット」(税抜145,000円):
EOS M6、EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM、EVF-DC2- 「EOS M6・ダブルズームEVFキット」(税抜140,000円):
EOS M6、EF-M15-45 F3.5-6.3 IS STM、EF-M55-200mm F4.5-6.3 IS STM、EVF-DC2