株式会社シグマは、フルサイズ対応の単焦点レンズ「SIGMA 135mm F1.8 DG HSM」を発表した。発売日、価格ともに未定。

同レンズは、5,000万画素以上の超高画素デジタル一眼レフカメラの使用に耐えうる解像感を実現するため、フォーカス方式にフローティング機構を採用。ディストーションも抑え、デジタル補正に頼らない高画質を実現したという。レンズパワー配置の最適化を行うと共に、SLD(Special Low Dispersion)ガラス2枚、FLD(“F”Low Dispersion)ガラス2枚を採用。ポートレート等でのピントの合った位置からその前後のボケや、細かい枝などに発生しやすい色収差を抑え、絞り開放から画面全域にわたりクリアで解像力の高い描写となっている。

大型HSM(Hyper-Sonic Motor)を採用しており、フォーカス群を駆動させる十分なトルクが得られるとともに、低速での安定した動作が可能。加速度センサーによりレンズの向きを判断し、上向き、下向きといったフォーカス群の負荷の変化に対応。AFアルゴリズムの最適化により、快適なオートフォーカス撮影が可能。また、フォーカスリミッターも採用し、撮影距離に応じてより快適なオートフォーカス撮影が可能だとしている。主な仕様は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

【主な仕様】

数値はシグマ用です

レンズ構成:10群13枚
画角:18.2°
絞り羽根枚数:9枚(円形絞り)
最小絞り:F16
最短撮影距離:87.5cm
最大撮影倍率:1:5
フィルターサイズ:φ82mm
最大径×長さ:φ91.4mm×114.9mm
質量:1130g

なお、SIGMA 135mm F1.8 DG HSMは2017年2月23日(木)から26日(日)の期間中にパシフィコ横浜にて開催される写真映像展示会「CP+2017」の同社ブースにて参考展示予定(総合ゾーン/G-34)。