Blackmagic Designの発表によると、MTO Color Inc.の創始者でシニア・デジタル・カラリストのマーク・トッド・オズボーン氏が、新作のインディーズ映画「A Little Something for Your Birthday」のコンフォーム、グレーディング、フィニッシングでDaVinci Resolve StudioおよびDaVinci Resolve Mini Panelを使用したという。

主演のシャロン・ストーンがMRB Productionsと共にプロデューサーを務めた同作は、キャリアと恋愛に悩む女性の誕生日の様子を切り取り、人間として成長していく姿を描いた物語。脚本/監督にはスーザン・ウォルター氏を迎え、撮影監督はペドロ・ゴメス・ミラン氏が担当した。出演者にはトニー・ゴールドウィン、ファムケ・ヤンセン、エレン・バースティンが名を連ねる。

オズボーン氏:カラリストは作業をする上で、毎分100回もクリエイティブな決断を下しているので、使用するテクノロジーが作業の邪魔にならないことが重要です。思考や作業の流れについていける製品である必要があります。

DaVinci Resolve Mini Panelは、それができる製品です。流れるように作業ができます。パネルでは、DaVinci Resolve Studioのツールがボタン1つで使用できるので、作業速度が上がりました。直感的に使用できるように設計されていて、重要な機能が全て手元にあるので、機能を使用するためのコマンドを探し回って時間を無駄にすることもありません。まるで風水の要素が取り入れられているかのようです。

オズボーン氏:本作の核はラブコメなので、ハッピーでクリーンなルックを目指して作業を行いました。DaVinci Resolve Mini Panelを使用して、サチュレーションと明度の高い、快活な雰囲気のコントラストを作成しました。ラブコメはクローズアップを多用した「顔の映画」が多いので、クリーンで美しいルックを作成する必要があり、肌のトーンは極めて重要です。本作では、DaVinci Resolve StudioのPower Windowを使用して俳優の顔を明るくして背景から引き立つようにし、その後、背景をぼかして奥行きを加えました。DaVinci Resolve Mini Panelには、ブラーのボタンがあるので作業時間が大幅に短縮できました。今回の作品では、ブラーとデフォーカスを多く使ったので、指先でコントロールできるのは本当に便利でした。

オズボーン氏:最後のシーンは、登場人物が夜の砂浜にいる場面なのですが、照明の関係でバランスを取るのに苦労しました。このシーンは、他に比べて少し冷たいルックになりました。イメージを明るくする必要があったのですが、同時にリアルさを感じられ、かつ映画のルックを保ち、テレビのホームコメディのようなルックにならないように心がけました。

DaVinci Resolve Studioのプリンターライトホットキーを使用することで、バランスを意図した通りに調整できました。その後、ノイズ除去を使用してシーケンスをスムースにしました。DaVinci Resolve Mini Panelを使用することで、クリエイティビティの流れを止めることなく、直感的に調整が行え、バランスを取ることができました。

DaVinci Resolve Mini Panelを使うことで、オズボーン氏は作業に集中できたと言う。

オズボーン氏:パネルの感触がとても気に入っています。非常にしっかりとしていて、手触りが良いですね。使い始めたら、全てがスムーズに流れるように進むので使っていることを忘れるくらいです。2枚のLCDスクリーンもとても便利ですね。カラリストは何事にも視覚的な情報を好むので、作業の状況が見えて変化が実感できるのはうれしい機能です。