株式会社ハコスコは、国内代表代理店を務めるInsta360の4K対応360°カメラ「Insta 360 ONE」を2017年8月28日より発売開始した。希望小売価格は税込42,999円。対応OSはiOS 9.0以上で、Android対応版は現在開発中。
Insta360 Introducing the Insta360 ONE JP
Insta360 ONEは、静止画最大6K(6912×3456)2400万画素、動画最大4K(3840×1920@30fps)の撮影が可能で、記憶メディアは最大128GBのMicroSDカードに対応。カメラ単体での撮影に加え、iPhone/iPadに直挿しするLightning接続、Bluetooth接続でリモートコントロールした撮影などシーンに応じた撮影方法を選べる。
6軸スタビライセーションで手振れしやすい撮影条件下でも滑らかな動画を撮影可能。最大フレーム数は120fpsで専用アプリのフレーム補間で240fpsに変換できる。また、360°動画の視点を配信者側でコントロールする「アニメーションライブ」や360°動画からカメラ角度を動かして通常の映像に編集する「Free Capture」、360°動画から指定の対象を自動追跡して通常の映像に編集する「Smart Track」を搭載する。
特にFreeCaptureは、あらゆる方向を捉える複数のカメラを持っているような感覚の撮影が可能となる技術で、撮影後に360°の全天球動画の中から自由にフレームを選び、視野角が固定された標準的な1080p動画に変換できる。
Insta360 ONE-FreeCapture Tutorial
また、Insta360 ONEを自撮り棒に装着して撮影する際に自撮り棒を映像から自動的に消す自撮り棒隠し機能を搭載。6軸スタビライゼーション機能と120fpsスロモーション撮影、Free capture modeによって映画「マトリックス」で有名なバレットタイムと呼ばれる撮影方法を実現できる。バレットタイム撮影用のストラップが1本同梱されているので、箱を開けてすぐに効果を楽しめる。
Insta360 ONE – Bullet Time Tutorial
ハコスコ社は、Insta360 ONEのお披露目イベントとして「タッチ&トライイベント」を2017年9月1日、東京都渋谷区のラ・パウザ(原宿店)で開催する。同イベントでは商品デモや商品説明のほか、商品の即売も行われる。