アビッドは、同社のビデオサーバーファミリー「Avid FastServe」の新製品を発表した。AirSpeedとPlayMakerビデオサーバーの上に築かれたビデオサーバーは、UHD/4Kワークフローの一部として「Avid MediaCentral」プラットフォームへ統合する。

FastServeビデオサーバーファミリーは、UHDおよびIP I/Oをサポートする統一されたモジュール式アーキテクチャを採用し、ニュース、スポーツ、その他のライブ制作において、高速収録、高速制作、送出を可能にするとしている。FastServeサーバーは、ビデオサーバーあたり高チャンネル数に対応するため、チャンネルあたりの全体的なコストを低下、必要スペースを削減、必要な冷却および電力も低減する。>FastServeファミリーには、FastServe I Ingest、FastServe | Live Edit、およびFastServe | Playoutビデオサーバーが含まる。詳細は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • FastServe | Ingest:10GbE接続を介し、HDおよびUHDコンテンツをAvid DNxHRフォーマットで直接Avid NEXISストレージへキャプチャすることができます。これにより、MediaCentralプラットフォームから企業全体のアセットとMedia Composerへ素早くアクセスして、収録中に編集し、スポーツやニュース・コンテンツを放送するまでの時間を短縮することができます。
  • FastServe | Live Edit:ニュースおよびスポーツ放送局に入る映像に対応し、超高速制作を実現するターンキー・ソリューションを提供します。収録、編集、送出を同じ3U筐体に組込んだFastServe | Live Editは、ライブ環境向けの最強の高速制作ツールです。
  • FastServe | Playout:ビデオ・クリップ、イメージ、モーション・グラフィックスに対応するFastServe | Playoutは、単一のユーザー・インターフェイスから操作できるファイルベースの収録・再生サーバーです。MediaCentralと緊密に統合するFastServe | Playoutでは、MediaCentralでインデックス作成したコンテンツを検索して、ビデオ・サーバーへドラッグ&ドロップする等、幅広い制作ニーズに対応します。MediaCentral | Newsroom Managementとも深く統合し、電光石火のターンアラウンドを実現します。また、FastServe | Playoutにより、コンテンツをローカル・ストレージにコピーせずに、Avid NEXISから直接メディアを再生することができます。