ティアック株式会社は、マスタークロックジェネレーター「CG-10M」を2017年10月28日に発売する。希望小売価格はオープン、市場想定価格は税別148,000円。

CG-10Mは、10MHzクロック信号を送出するマスタークロックジェネレーター。デジタル信号処理においてその全ての基本となるのがクロック信号となっている。心臓部にあたる水晶発振器には、恒温槽を備えた発振安定度が高いOCXO(Oven Controlled Crystal Oscillator)を採用。また、アナログメーターは、一般的には確認できないOCXO内部の発振安定状態を常時表示するため、OCXOの安定動作状態を確認することが可能。主な特長は以下の通り。

(以下、プレスリリースより引用)

  • 高安定発信が可能な恒温槽付水晶発振器“TEAC Reference OCXO”搭載
  • 周波数温度特性±3ppb以内、周波数精度±0.1ppm以内の高精度スペックを実現
  • 合計4系統の10MHzクロック出力端子(金メッキBNC端子)
  • 完全独立分離した回路構成により各系統間の干渉を限りなく排除
  • 安定した電流を供給する大容量トロイダルコア電源トランス搭載
  • OXCO内部の発信安定状態を常時表示するOVEN STATUSメーター(照度調整機能付き)
  • 簡単に確実なピンポイント接地が可能なティアック独自の3点支持ピンポイントフット
    ※特許第4075477号、特許第3778108号
  • 前面・天面及びサイドパネルには電波ノイズに強いアルミニウムを採用
  • TEAC製品では「UD-503」、「NT-503」で動作確認済み(2017年10月現在)