平和精機工業ブース動画
平和精機工業ブース 360°全天球動画
RICOH THETA Vで撮影した360°全天球動画です。視点変更機能を利用するにはPC版Google ChromeブラウザおよびiOS/Android版YouTubeアプリが必要です。(アプリ起動はこちら)
平和精機工業ブースレポート
メインは11月10日に発表したばかりのクイックリリースアダプター「AP-X」。最近のカメラサポート機材は一脚や三脚だけでなく、スライダー、スタビライザー、リグなど、どんどん増えている。しかし、三脚からカメラを外して別のサポート機材に設置するのを面倒だと思っている人は多いのではないだろうか。AP-Xは、素早く、簡単にワンタッチでカメラを着脱可能になるというリリースアダプターだ。ロックはプレートをアダプターに噛み合うように差し込んで、プレートロックツマミを固定するだけ。リリースはスライドプレートのロック/解除動作をできるツマミを左手で操作し、右手でカメラを抜くだけで可能になる。
新製品のクイックリリースアダプタ「AP-X」。実際に触れることができるように展示されていた。出荷開始は2017年12月11日で希望小売価格は税別9,000円
ワンタッチで脱着が可能。外す時は、スライドプレートのロック/解除動作のツマミを左に配置している
クイックリリースアダプターの背面には1/4″、3/8″のネジ穴が用意されている。既存の三脚だけでなく、リグやスタビライザーなどにつけることもできる。
1/4″や3/8″のネジ穴が用意されているので、取り付けに困ることはないだろう
三脚とAP-Xを組み合わせた例
ジンバルとの組み合わせた例も展示されていた
プレートは、平和精機工業の製品であれば、自立式の一脚「HFMP」や小型用の三脚「TH-X」に対応する。他社製のものであれば、マンフロットやザハトラー互換のスライドプレートと互換性がある。
Manfrotto、Sachtler互換のスライドプレートに対応
既存の製品の展示では、昨年のInterBEEで発表した自立式の一脚「HFMP」が目を引いた。ヘッドありの状態で最大189.5cmという高さを実現し、人の頭越しで撮影が可能。さらに自立して撮れるということで高さを要求されるイベント撮影やブライダルの現場でも重宝されているという。
自立式一脚の「HFMP」。最大で約2mの高さも特徴