撮影周辺のアクセサリーを豊富に扱っている銀一では、RØDEのマイクロホンやSteadicamのカメラスタビライザー、Chroszielのマットボックス、Tiffen Filterのフィルターといった、業界では有名な製品のほかSyrpやReally Right Stuffのスライダー、9.Solutionsのクレーン、レンズのカスタマイズや修理を扱うDuclos Lensesなど今年もユニークな商品を出展した。今年新製品として出展するのは、Syrpのカーボンファイバー製のスライダーで連結使用ができるというもの。RODEはワイヤレスマイクの新製品Peformer KitとカメラマイクRØDE VideoMicPro+。Chroszielはクイックロックプレート。Steadicamのスマホ用カメラスタビライザーVOLT。などとなっている。

Syrpマジックカーペットカーボンファイバー。連結使用ができ、カーボンファイバー製なので軽量。本体全長は600mmで、エクステンションを付け足すことにより1200mm、1800mmと延長可能。新製品として他にもターンテーブルが出展されていた

RØDE VideoMicPro+。プラグインパワーの供給と連動しており、カメラからケーブルが取り外されたときに自動でマイクロフォンをオフにする自動電源機能や、RØDE製新型LB-1バッテリー、単3電池2本から給電可能なほか、Micro USBによる連続給電にも対応。Rycote製Lyreショックマウントを引き続き搭載

RØDE Newsshooter Kitガンマイクキットを収納できる銀一オリジナルハードケース

RØDE Microphones Peformer Kit。ハンドヘルド型ワイヤレスマイクと卓上レシーバーのセットで小規模なステージやホール・学校などの設備としても使用可能

Duclos Lenses社、ロサンゼルス郊外にベースをおくレンズ修理・カスタムブランド。スチルおよびシネレンズの修理やモディファイを行うほか、オリジナルアクセサリーの製造も行っている。写真はZeiss OtusやMilvus用のフロントリングを装着したもので、塗装を含めて非常に良いできだ

Really Right Stuffスライダー。ビデオやシネマ業界ではあまり知られていない存在だがフォトグラファーには有名なブランド。今回は写真のスラーダーやボールヘッドなどを新製品として出展

9.Solutionsのアームは、C-Panアームのレギュラー版とミニ版を出展。クランプやロッド類の取扱を大幅に拡大したようで、会場にバイクを持ち込んでアピールしていた

ハンドル周辺やタンク部分はもちろんリアやフロント部分など様々な箇所に9.Solutionsのクランプやロッドでカメラを固定。簡単なモノなら数千円、ロッドなどで少し大掛かりになっても数万円ほど

Chroszielのクイックロックプレート。カメラプレートは定番商品だがより使いやすくなった。ほかにも富士フイルムMKレンズに直接マウントし、Lancコントローラーからのズーム信号で動くズームユニットCDM-MK-Zを新製品として展示

Tiffen Filter NATURAL ND。可視光から赤外域まで、カラーシフトなく減光できる性能をもつ。一般にビデオカメラでは近赤外領域まで感度があるので、赤外領域までフラットな特性をもつNDフィルターでないとカラーシフトの原因となる

スマホ用カメラスタビライザーSteadicam Volt。物理的なスタビライザーの機能と電動ジンバルの機能を一体化。撮影シーンによって挙動を選択できる