Freefly社はiPhone用ジンバルスタビライザー「MOVI」を発表した。本日(12月6日:北米時間)から予約を開始し、2018年3月より出荷開始する。同社オンラインストアの価格は299ドル。対応機種はiPhone 6/7/8 Plusのみ。ハリウッド映画などでお馴染みの業務用ジンバルスタビライザー「MōVIPro」や「MōVIXL」の流れを組むモバイルジンバルの登場となる。

本体は、両手を使うフォームでゴム引きの仕上げで手に馴染みやすい。またiPhoneは、ピンチクランプで簡単に取り付け可能になっている。本体とiPhone(専用のアプリ)は、Bluetooth LEワイヤレス接続で行う。内蔵バッテリーはUSB Type-Cポートより充電可能。本体に三脚穴を搭載するなど、MOVIは後発だけに考えられた作りとなっている。

撮影機能
  • Majestic:MOVIを直接制御する基本モード。不規則な動きがはるかに滑らかな映画のショットに変化。
  • Echo:スタートとゴールを設定し、移動の継続時間を定義し、パスアニメのような自動カメラ追尾と撮影を実現
  • Time-lapse:移動パスと継続時間を定義すれば簡単に[Movi]でタイムラプスを実現。
  • Movilapse:動画を元に生成されるモーションタイムラプス
  • Orbit:被写体を固定し、追尾してくれる機能。

これまでiPhoneを使用するジンラルスタビライザーと言えば、DJI OSMOが定番であったが、果たしてMOVIはそのマーケットに受け入れられるか楽しみなところだ。